漢方養生学研究会

なぜ広まっていない?

日本の「漢方医学」は、3世紀頃に朝鮮半島を経て伝えられた、中国の伝統医学「中医学」が、その後、日本で独自に発達し伝承されてきたものです。

その昔、武家では家ごとにお抱えの医者がおり、長年の経験から、家系特有の体質に合った対処法や養生法が確立されていました。

しかし戦国時代にその方法が外に漏れると、戦の勝敗にも影響しかねないという理由から、養生の方法は書物は残されず、門外不出のまま親から子へと、ひっそりと伝承されました。

「自分の家では冬になると、おばあさんが毎年○○を作って、冬の間の保存食としていた」という生活の知恵も、実はその家に伝わる養生法の名残かもしれません。